身体の不調は噛み合わせかも!
噛み合わせの善し悪しは、頭痛や腰痛などの原因にもなる体中の健康をも左右されます。
しかし、「自分が悩まされている病気・不調の原因が噛み合わせ」と気がつく方は少ないでしょう。そのため、「噛み合わせの改善」と言われても、病気や不調が噛み合わせと結びつかないため、根本的な解決策が打てない方も多いかもしれないですね。
体調を崩した方の顔を見たことありますか?肌のハリがなくたるみになります。
正しい噛み方が出来てない方も多く、歯としての機能がきちんと使われていないと言われていますね。
噛み合わせとは、ただ噛むだけではなく、一体どんな事を気をつければよいのでしょうか。
噛み合わせの筋力アップ&舌出しリラックス
皆さんは重いものを持つときなど、グッと噛みしめることがありますか?
咬合力(噛む力)と筋肉の関係の深さがとても大切です。歯医者やスポーツの世界では知られています。とくに握力はその繋がりが明確です。
ものを噛ませて測定すると、数値がアップするというデータがあります。逆に、噛み合わせが悪いと、握力が低下する傾向になります。すべての筋肉は連動しているため、咬合力があれば、全身の筋力アップに繋がり自分の力以上の結果になります。そのためアスリートは噛み合わせにこだわります。
しかし、強く噛みすぎるのも良くありません。
例えば、アスリートでいえば陸上選手のカール・ルイスやサッカー選手のディエゴ・マラドーナ、バスケット選手のマイケル・ジョーダンの試合中は、ここぞ!という時は「舌出し」をしてプレー??
優れたアスリートである彼らは自然にやっていただけかもしれませんが、これは、噛み締めすぎないよう適度に力を抜いているのです。筋肉が強張り力が出なくなるのを防ぐために、舌を出すことで、筋肉が緩みリラックスをして、筋肉を使いやすくしているのです。そのメリハリで、力を入れるところや抜くことをスムーズに切り替えられることができるのです。一流アスリートは、その大切さを知っています。
身体の歪みは徐々に!
虫歯・歯周病・知覚過敏対策などはよく耳にしますね。噛み合わせの啓蒙はまだ十分とは言えません。歯の噛み合わせが悪くて噛み方で歯が欠けてしまうことがあります。そうすると、顎が低いほうにスライドして、真正面から見ると、顔が大きく歪んでいたり、左右どちらかの口角が下がっている人は、どちらかの歯が1本欠けて少なかったり、片方の歯の位置が低いなど1ヶ所の歪みが色々なところに歪みとなります。
また、噛み合わせが悪いと身体全体のバランスも歪み、バランスよく両足で立っているつもりでも、左右どちらかに傾いている時は、肩が下がっている方の歯で噛むクセが強いと考えられます。肩こりや腰痛を引き起こす原因にも繋がります。身体のバランスが崩れることによって症状が表れていると考えられます。
こうした症状は突発的に出るものではなく、時間と共に徐々に身体に表れるため、気づくまでに時間がかかりますし、気づいた頃には色々な部分に支障が出ているはずです。
ポイント
身体の要である骨盤を整えることで、顎関節が整いやすく、噛み合わせが整いやすくなり維持しやすくなります。
どんなに歯並びを整えたり、噛み合わせを整えても必ずクセがあります。
両側でものが噛めるようなら歪まないはずです。
それができない状態で、噛み合わせを整えたとしたら必ず歪みます。
そのため、骨盤を整え筋肉をあるべき位置に整えることで、必然的に血管や骨格を整えることができます。
赤ちゃんはお腹の中で骨盤から背骨ができ始めます。身体は骨盤からすべての骨ができます。
身体の土台になる骨盤が整うだけで、体幹が作れるため、日常家事しているだけで、筋肉がバランスよくついてきます。
身体は経絡で繋がっているため、手首や腕の使い方で顔の筋肉も解れます。最後に頭皮のヘッドマッサージで頭のハチを骨盤の大きさに合わせて小さくすることができます。
そのことで、顎関節も解れるため、噛み合わせも変わり全身の新陳代謝が上がります。頭皮に充分な栄養や酸素が行き渡るため、髪艶にもいいですが、肌にハリがでて艶がでます。
骨の位置が定まることで、皮膚と骨の間に老廃物がなくなるため、シミ・シワ・たるみが解消します。
歯は想像以上に動く?
クセを続けていると歯は動いてしまう。
・歯を舌で押してしまう
・指をしゃぶる
・爪を噛む
・頬杖をつく
・唇を内側に噛む
何年も無意識に積み重ねてきた悪癖が、噛み合わせを矯正しただけでは改善しません。癖を改善するには全身を整えて、正常な位置にバランスよく左右の筋肉を使うことが重要。肌は何歳になってもハリをもたせることができるため、肌トラブルを解消できるのです。